耐震住宅について

注文住宅は設計段階から施主の希望を聞きながら、臨機応変に対応してくれます。工務店は建売分譲規格で設計するのではなく、家族の身長にも配慮して、施主のためだけに一軒の一戸建てを完成させてくれます。耐震住宅のポイントは、ふたつあります。ひとつは新耐震基準を満たしていることで、震度7の強い地震が発生しても倒壊しない強さを備えています。もうひとつは地震が発生したときだけでなく、地震が発生してからも暮らし続けられるように耐久性が発揮される強さを備えているかです。家族の身長が高ければ、扉やドアの高さも調整してもらいましょう。一般的な規格から外れた寸法になってしまっても、耐震性能が弱まらないのがポイントです。柱と梁だけで、しっかりと建物全体を維持できる構造体ならば、激しく揺れて歪んだときに壁が壊れてしまっても、建物は倒壊しませんし、リフォームして暮らし続けられます。壁材の撤去や交換の工事は容易です。大切なのは、柱と梁がダメージを受けないことだからです。

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