本当に賢い住宅ローン返済方法は?

一括で住宅を購入できれば理想的ですが、なかなかそのような金額を用意できる人は多くありません。30年前後の住宅ローンを組み、少しずつ返済していくというケースが一般的です。
長期間の返済であり、一ヶ月あたりの返済額はそれほど大きな金額となならないために見過ごしがちですが、実は住宅ローンの借り方や返し方によって、総返済額に大きな差が発生することを知っておくと良いでしょう。
住宅ローンを組む時に最も重要視され、分かりやすいのが金利についてです。最近は金利が低く、バブル期と比較すると超低金利とも言われるほどとなっており、借りる側にとっては有利であるとされています。各銀行でも競うように低金利の住宅ローンを宣伝しておりますが、適用金利が実際どの程度になるのかをしっかりと見極めなければなりません。
利用する銀行に取引口座がある、公共料金の引き落としや給与振込指定口座となっているなど、諸条件に合致すると、特典として、基準金利よりもさらに引き下げができるケースもありますので、ローン担当者に確認しましょう。
0.1%の差でも、総返済額は大きく違ってきます。賢く借りて賢く返済したいものです。

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