住宅ローン借入可能額を増やす生命保険見直し法

新築を購入すると、生命保険を見直すことが通常です。なぜなら、住宅ローンを組むと、同時に団体信用生命保険に加入することになるからです。生命保険という名前がついていますが、保障があるのは住宅ローンの返済期間中だけですので、完全に他の保険が不要になるわけでもありません。しかし、重複している部分については、無駄なコストとなることがあるので、解約をしたり、契約内容を変更したりすることになります。
実は、住宅ローンを組む前から、生命保険は見直しておいたほうがよいです。生命保険を見直して、無駄なコストを節約することで、住宅ローンの借入可能額を増やせることがあるからです。例えば、保険を見直して毎月5千円のコストを浮かせたなら、住宅ローンの毎月の返済額を5千円増やせる計算になります。これは、頭金を100万円増加させること以上の効果があります。団体信用生命保険は、死亡もしくは重度障害になったときに、ローンの返済を免除できるという制度なので、失業などには対応していないことには注意をしておきましょう。

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